地元の人達からすみよっさん(住よっさん)の愛称で親しまれている『住吉大社』。
『古事記』や『日本書紀』などの日本最古の文献にも登場する歴史ある神社で、全国に約2,300社ある住吉神社の総本社(最も格の高い神社)です。
また最近では大阪最強のパワースポットとして話題で、参拝するだけでなく境内にある『翡翠製の住吉神兎(すみよしうさぎ)』『五大力(石拾い)』『反り橋(太鼓橋)』『一寸法師の打ち出の小槌』『おもかる石』などのご利益にあやかるために多くの方が国内外から訪れています。
そこで今回は大阪で最も利用者の多い主要ターミナル駅であるJR大阪駅、さらには大阪メトロ御堂筋線、阪急、阪神の各線梅田駅、谷町線東梅田、四つ橋線西梅田駅から住吉大社への行き方を画像付きでわかりやすく解説します。
またアクセスに必要な時間や料金(運賃)もお伝えしますので、大阪駅・梅田駅から住吉大社への訪問を考えている方は参考にしてください。
【1】JR大阪駅から住吉大社への行き方・アクセス
- 所用時間:約35分
- 運賃:430円※
※運賃は本記事執筆時点のものです
JR大阪駅から住吉大社までの行き方の解説です。大阪駅から住吉大社までにかかる時間の目安はおよそ35分となります。
行き方の概要は次の通りです。
JR大阪駅→【JR環状線】→JR新今宮駅→(乗り換え)→南海新今宮駅→【南海本線】→南海住吉大社駅→(徒歩)→住吉大社
それでは詳しいアクセス方法についてです。まずJR大阪駅からJR環状線の西九条・天王寺方面に乗り、『JR新今宮駅』へ向かいます。
JR新今宮駅には関西快速(西九条・天王寺方面)も停車するので、環状線ではなくそちらに乗っても問題ありません。快速は特急料金が必要ないので、運賃だけで乗車可能です。
JR環状線での新今宮駅までの停車駅は次の通りです。
(大阪)-福島-野田-西九条-弁天町-大正-芦原橋-今宮-新今宮
乗車時間はおよそ16分となります。
大阪駅から数えて8駅目が降車駅の新今宮です。その一つ手前に似た名前の今宮駅があるので、間違えないようにしましょう。
JR新今宮駅に着いたら、和歌山市方面(みさき公園方面)行きの南海本線(南海線・空港線)に乗り換えます。
新今宮駅でのJRから南海電車への乗り換えは、階段の上り下りはありますが移動距離は比較的短いです。JRの改札を出たら、すぐに南海電車のホームがあるので迷うことはないでしょう。
ただし1つ注意点があります。新今宮駅で乗車できる南海電車には南海本線と南海高野線の2つの路線がありますが、住吉大社に停車するのは南海本線のみです。
南海高野線にはくれぐれも乗車しないようにしましょう。高野線は住吉大社には止まりません。
また住吉大社に停車するのは普通電車(各駅停車)のみです※。準急、区急、空港急行、急行、サザン、ラピートなどその他の車両は止まりません。必ず普通電車に乗車しましょう。
※初詣時期などは住吉大社が混雑する期間は、普通以外の車両が止まる臨時運行をするケースもあります。
新今宮駅から乗るのは南海本線(南海線・空港線)の普通電車。これをしっかり覚えておいてください。
南海本線の新今宮駅から住吉大社までの停車駅は次の通りです。
(新今宮)-天下茶屋-岸里玉出-粉浜-住吉大社
乗車時間はおよそ6分。新今宮駅から数えて4つ目の停車駅が住吉大社駅となります。
住吉大社駅の改札を出たら東出口(下記画像の矢印の方向)に向かいます。
階段を降りて、ワッツやロッテリアなどがあるショッピングモール(ショップ南海住吉大社)を抜けて、東出口を出たら歩道を右方向(東)へ進みます。デイリーヤマザキがある方です。
あとは歩道を道なりに進み、喫茶店や和菓子屋を通過し、路面電車(阪堺電車・チンチン電車)が走る道路を渡れば住吉大社です。
横断歩道を渡った目の前にあるのが住吉大社の正面玄関にあたる『西大鳥居(一の鳥居)』です。
西大鳥居をくぐりお参りするのが住吉大社の正式参拝ルートとなります。参拝はここから始めましょう。正しい参拝手順については、次の記事をご参照ください。
【2】御堂筋線・梅田駅から住吉大社への行き方【四つ橋線・谷町線も同じ】
- 所用時間:約30分
- 運賃:480円
大阪メトロ(地下鉄)御堂筋線・梅田駅から住吉大社までの行き方の解説です。住吉大社までの所要時間はおよそ30分となります。
また四つ橋線・西梅田駅、谷町線・東梅田駅からの行く場合も御堂筋線・梅田駅に乗り換えるので、行き方はこちらで紹介する内容と同じです。
アクセス方法の概要は次の通りです。
御堂筋線・梅田駅→【大阪メトロ】→御堂筋線なんば駅(乗り換え)→南海なんば駅→【南海本線】→南海住吉大社駅→(徒歩)→住吉大社
では行き方を詳しく解説します。まずはなんば・天王寺方面へ行く御堂筋線(なかもず行)に乗り、なんば駅へ向かいます。
梅田駅からなんば駅までの停車駅は次の通り。
(梅田)-淀屋橋-本町-心斎橋-なんば
乗車時間はおよそ8分、梅田駅から数えて4つ目の停車駅がなんば駅となります。
大阪メトロのなんば駅に着いたら、乗り換えのために南海なんば駅に向かいます。
この移動距離が割と長く、ゆっくり歩くと10分ぐらいかかるので詳しい道のりを画像付きでお伝えします。
御堂筋線なんば駅の改札を出た先はなんばウォークという地下街&地下通路になっているので、そこを通れば迷わず南海なんば駅へたどり着けます。
まず御堂筋線のなんば駅を降りたら北東改札を出て、右方向へと進みます。
上部の案内標示に『南海電車』の場所を示す矢印が示されているので、その案内に従い進みましょう。出口番号で言えば1-13、19、20の方面です。
あとは地下通路を道なりに南海電車方面を示す案内に従い、ひたすらに進みます。
前述したように御堂筋線なんば駅から南海なんば駅まではゆっくり歩けば10分ほどの距離なので、そこそこ歩かなくてはいけません。
しばらく進むとエスカレーターと見えてくるので、それに乗ります。4番出口の方面です。
エスカレーターを降りて少し進むと、地上へ上がる別のエスカレーターがあるので乗って地上へ向かいましょう。
エスカレーターで上がった先が南海なんば駅の駅構内です。
駅ホームはエスカレーター(階段)を上がった先の3階にあります。
エスカレーターを降りてホームに着いたら、改札を抜けて7番線から出ている和歌山市方面の南海本線(南海線・空港線)の普通電車で住吉大社駅を目指します。
南海本線には普通、準急、区急、空港急行、急行、サザン、ラピートなどの車両がありますが、住吉大社駅に停車するのは普通電車(各駅停車)のみ※。
準急や区急は停車しませんので、必ず普通電車に乗車してください。南海本線の普通電車です。
※初詣時期などは住吉大社が混雑する期間は、普通以外の車両が止まる臨時運行をするケースもあります。
南海本線なんば駅から住吉大社までの停車駅は次の通りです。
(なんば)-新今宮-天下茶屋-岸里玉出-粉浜-住吉大社
乗車時間はおよそ8分。新今宮駅から数えて5つ目の停車駅が住吉大社駅となります。
住吉大社駅を降りたら改札を出たら、住吉大社へのアクセスに便利な東出口(下記画像の矢印の方向)から出ます。
駅と直結しているショッピングモール(ショップ南海住吉大社)を抜けて東出口を出たら、右方向へ歩道を道なりに進みます。
少し進むと路面電車が走る道路にぶつかります。この道路を越えた先が住吉大社境内であり、目の前にある通りが住吉大社の正面玄関である西大鳥居です。
【3】阪急・大阪梅田駅からの住吉大社への行き方・アクセス方法
阪急電車の大阪梅田駅から住吉大社への行き方の解説です。
『阪急・大阪梅田駅』から住吉大社へ行く場合、まずは徒歩でJR大阪駅まで向かって、そこからJR環状線と南海本線を活用します。
阪急・大阪梅田駅からJR大阪駅までは徒歩10分もかかりません。案内標示も多くあるため、地上からでも迷わず行けるでしょう。
JR大阪駅からのルートについては、下記の『JR大阪駅から住吉大社への行き方』のパートをご参照ください。
こちら(↑)でJR大阪駅からのアクセスをご覧いただけます。
【4】阪神・大阪梅田駅からの住吉大社への行き方
続いて阪神電車の大阪梅田駅から住吉大社までの行き方についてです。
阪神梅田駅から住吉大社へ行く場合、まずは大阪メトロ御堂筋線梅田駅に向かってそこから御堂筋線と南海本線を利用します。
御堂筋線梅田駅は阪神電車の改札をエスカレーターを上がれば、目の前なのですぐにわかります。
もしわからない場合、地下通路の上部に案内標示を確認すれば、御堂筋線の改札の場所は簡単にみつかりますよ。
地下鉄御堂筋線・梅田駅から住吉大社までの行き方については、以下をご参照ください。
御堂筋線梅田駅からのアクセスはこちら(↑)でご覧いただけます。
まとめ
今回の記事ではJR大阪駅、大阪メトロ御堂筋線、阪急、阪神電車の各線梅田駅から住吉大社までの行き方を解説しました。
梅田(大阪)から住吉大社までは遠いように感じますが、電車を使えば30-40分で行ける距離。参拝時間を1時間を確保しても2時間程度で梅田へ帰って来れます。
2時間なら映画1本を観るのと同じくらい、そう考えると決して遠くはありません。
大阪最強のパワースポットであり、縁結び(良縁)・子宝・商売繁盛など、様々なご利益がある神社なので、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
また各線なんば駅から住吉大社までの行き方・アクセスは次の記事で解説しています。
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